これまたディープな使い方をしておられる方からのご依頼です。MacBookをお使いで仮想OSも導入しているとのこと。どちらもMacOSらしく、その仮想化した方が起動しなくなったというのです。これだけ深い使い方をされているのであれば、ご自身で・・・ということもできずにご依頼をいただきました。早速おうかがいいたしました。
MacBookProのCorei5のタイプで、メモリーは4GB搭載。うーん・・・これを聞いただけでもスペック不足かなーと感じます。メモリーは8GBほしいところですから。
まずはホスト側の診断。これは普通にMacのDiagnosticsを起動させて診断をかけます。異常なし。どうしても真っ先にハードディスクを疑ってしまいます。ただ悪いことに空き容量が20GB程度になっていました。これもネックかもしれません。
そして本題の仮想化しているMacOSの方です。BootCampでデュアルブートではなく、しっかりとハイパーバイザーが導入されています。Paralles Desktopですね。なかなかお目にかかれるソフトではありません。早速こいつから起動・・・できませんねー。「サービスを開始できません」と表示されるだけです。だからご依頼を受けたわけです。
昨日まで稼働できていたので最新の更新情報になっているということです。どうも大切なお仕事のデータが入っている様子。これも一種のセキュリティなんですが、こういう状況になると簡単に取り出せないのがネックとなってしまいます。ちなみにMacOS10.9とParallels Desktop9の組み合わせ。
これ、確か聞いたことがあります。OSのアップグレードに伴ってParallelsのほうもアップグレードしなければならなかったか?ネットで調べるとそのとおりでした。Parallelsのサイトに行き最新版のParallelsをダウンロード。通常通りにインストール(アップデート)を行います。するとするすると起動してきました。おそらくこれで大丈夫かと思います。
もう一つご要望が。仮想化したOSのほうがとにかく遅いとおっしゃるのです。これは音を聞いている限りではハードディスクが忙しく稼働しているからなんですが、メインメモリーが少ない上にハードディスクの空き容量もぎりぎり近い状態ですので、ファイルを書き直し置き直しを繰り返しながら稼働するためなんです。まずできることはメモリーを増やすことなんですが、「それだったら自分でしてみます」とのご返事でした。できることはご自身でやった方がお得かと思います。
今回はちょっとディープなご依頼でした。解決できてホッとしております。
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