仮想マシンの変換(神戸市北区)

仮想化のためのハイパーバイザーの代表格。

これは大変なことになりました。

結構ヘビーな案件で、仮想OSでubuntuを起動させているマシンが調子が悪いという案件でした。

以前にも他のお客様に対応したことがありますので、私は初めてではありませんが、骨が折れるのは間違いありません。

まずはお伺いすることになりました。





Windows7がホストパソコンで、VirtualBoxを使ってubuntuを起動しているという状態。

Windowsの起動は正しくできますが、ubuntuの起動になると「システムが正しく起動しない」的なメッセージが出てきます。

いろいろ調べてみると、ターミナルで修復を掛ける必要があるらしく、そのコマンドはネットでもいろいろ出てきます。

仮想環境でも可能なのかどうかわかりませんでしたが、まずはそのコマンドを叩きます。

e2fsck -c /dev/sda1

果たして仮想環境でも修復するのか?

これが一発で修復をしてしまったという!結構びっくりでした。

それはそれでいいのですが、起動はしたものの、やはりシステム的には何らかの不具合もあるようです。



今度はWindows7のほうのディスクを診てみます。

SMART情報には、不具合が記録されていました。

これはハードディスクの交換になりますね。



お客様とご相談の結果、ハードディスクを入れ替えて再度仮想環境を立ち上げることになりました。

お預かりとなります。


スピードを重視したいということでしたので、思い切ってSSDでのお見積りを提示。

「これだったら」ということでOKをいただきました。

部品が到着、早速ホストOSの入れ替えです。

ここでWindows10への入れ替えを進言。

お客様もかねてからWindows10に入れ替えたいとお考えのようでした。

OKをいただきましたので、Windows10のクリーンインストールを実行。

アップデートをかけデータを吸い込みさせます。


ここで仮想環境の再構築です。

VirtualBoxをインストールした後今までの仮想環境を起動。

確かに起動はしますが、ログイン以降の動作はかなり遅くなりました。

SSDなのに・・・と思いつつ動作確認。

やはり何かが引っかかったような動作になるようです。

お客様に説明した後、ハイパーバイザーをVMwareに変更することに。


ここでVirtualBoxでVMware形式の仮想ハードディスクに変換するコマンドを入力。

変換に約2時間かかりました。

そしてVMware Fusion Playerをインストールし仮想上でubuntuを構築。

そのハードディスクを変換したものと入れ替えて起動。

するとなんの異常もなくとても早く稼働してしまいました。

前回もそうですが、VirtualBoxが重くなるとか何らかの不具合があるとか、そこらへんに問題があるように思えてしまいます。




納品時には大変喜んでいただき、前よりもスピードがとんでもなく早くなったというご感想をいただきました。

若干ややこしいシステムを入れてらっしゃいますので、不具合が起きてしまう前にメンテナンスをしっかりとしていただきたく思います。

ubuntuのアップデートもあまりかかってなかったみたいですからね。

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