外付けハードディスクが認識しないというお電話がかかりました。USBのプラグを抜き差ししてもパソコンの方で認識しないというのです。これでは大切なデータにアクセスができなくてお困りかと思います。早速おうかがいいたしました。
まずは接続状況の確認からです。パソコン側の故障も考えられますので、USBの他の空いている口に接続し直しました。それでも認識しません。私の手持ちのノートパソコンでも同じ。Ubuntuで起動し直しても認識せず。これは外付けハードディスク側の不具合ですね。
データが気になるので分解を行います。USB接続の外付ハードディスクは結構頑丈に作られていて、簡単にハードディスクが出てきません。それでも時間を頂いて分解して取り出しました。USB接続ケーブルに接続し直し改めてパソコンに接続。するとすんなりと認識し、中身のデータも表示されるようになりました。接続する通信部分が故障していたんでしょうね。
すぐに使いたいということでしたのでデータだけお客様のパソコンに取り込んで、作業できるようにいたしました。しばらくはこれで使えるかと思います。
しかしもともと空き容量が少なくなったので外付けハードディスクを買い足したとのこと。それだったら改めてハードディスクを購入する必要が出てきます。そこで一つアイディアがあります。3.5インチ用の外付けハードディスクにするケースが売られておりますので、そのケースに入れてしまうという手があります。今までのようなスタイルで接続できるようになります。今時のものはネジを回すドライバーも必要なくケースに仕込むことができます。
そのケースをAmazonなどで紹介してご購入いただきました。後日到着したというご連絡をいただき、ご自身で問題なく設定できたとのことで何よりでした。
外付けハードディスクの通信接続部分の故障も、実は結構な割合でご相談いただきます。普段便利に使っているので、普通で考えるとまさか故障するとは思いません。ですのでそういう緊急の際にはいろいろな手段を講じることができますので、弊社にお気軽にご相談ください。
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