自動修復を繰り返すのでなんとかしてほしい(大阪市東淀川区)

パソコンのスイッチを入れるとブルーの画面で、何やら白い文字が出てくるようです。

「修復しています」的な内容で、再起動がかかった後には「修復できませんでした」ということの繰り返し。

これはお預かりになりそうです。

早速お伺いすることになりました。

Windows10のつもりでお伺いするとWindows8でした。

初期の画面などはよく似ている部分もありますし、こういうエラーが出るデザインはWindows8を踏襲しています。

 

 

診断の後、ハードディスクに損傷があることを確認しました。

セクターエラーなので、ハードディスクの交換になります。

 

 

すぐに修理してもらわないと困る!というご希望はわかりますが、なんせお時間がかかるのと、リカバリーメディアを書き出ししていないため、メーカーのディスクの取り寄せとなりことをお知らせすると

「そんなに待てない。すぐに仕事の案件があるので困る」の一点張り。

他にノートパソコンをお持ちでないか確認すると、「モバイル用があるが、それには入れたくない」とのこと。

Windowsのログオンアカウントを別にして、そちらにデータを移行することで、なんとかご了承を得ました。

 

 

まずは分解してハードディスクを取り出します。

USB変換アダプターを接続して、お手持ちのノートパソコンにつなぎます。

起動部分だけエラーが出ていたようで、なんとか個人プロファイルの転送ができました。

容量的には十分余裕があります。

 

 

 

お預かりする際にメーカーのソフトは本当に使うのかどうかということを確認しました。

「メーカーのソフトというのがわからない」というご意見は、一般的によくある疑問ではないでしょうか。

Windowsをクリーンにインストールすると、年賀状ソフトもなければWordやExcelもありません。

健康を管理するものや家計簿もなく、可愛らしいキャラクターのものも一切ありません。

これらを使っていたらメーカーからのリカバリーディスクの取り寄せやそれらにかかるお費用が上積みされます。

しかし今回のその説明で一切いらないということでご了承を得ました。

流石にMS-Officeの類は必要とのことですので、ライセンスキーは探していただきました。

 

 

 

お預かりして三日後、納品となりました。

Windows8のライセンスでWindows10でクリーンインストールされたパソコンが、かっちりと稼働できることを確認。

ストレージはSSDに交換しておりますので、その稼働速度がかなり上がったことについてはお客様にもご満足いただけるかと思います。

残りはデータの移動とメールやプリンターの設定。

お時間はかかりましたが、データ移行も含めてパソコンのお修理が完了しました。

 

 

 

 

部品交換になるような大修理で「すぐに修理しろ!」なんて土台無理なんですから、我儘言っちゃだめですよー。

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