事務所様からのご連絡をいただきました。まずはできるものなのかどうかという程度のご相談でした。「Cドライブの空き容量が少なくなってきたので、大きな容量のハードディスクに入れ替えたい。アプリケーションやデータはそっくりそのまま使えるように。」というのが条件でした。ハードディスクの損傷さえなければ、そしてお時間がかかってもよろしいのでしたら可能ですという返答をすると、「正式に依頼したい」という事になりました。今回はお送りいただくことになりました。
事務用のデスクトップマシン。そのままお送りいただきまして、まずは診断です。ハードディスクの診断具合で決定します。一番時間のかかる詳細なチェックを行いました。異常なし。これですと対応できそうです。
500GMのハードディスクを2TBのものに入れ替えることになりました。まずはミラーリングコピーとなります。2TBのハードディスクを手配した上で、このパソコンに接続。コピー専用OSで起動させ、もともとのハードディスクのパーティション情報からそっくりそのままコピーする作業を行います。時間的には9時間程度でしょうか。
翌日、無事に完了していることを確認。ハードディスクを入れ替えて起動確認です。無事起動OKが確認されました。Cドライブは一つのパーティションがいいということでしたので、2TB全部をCドライブに拡張。するといままで数十GBの空きしかなかったものが、約4分の3程度の空きに再表示。これで引き続きしばらく使えるようになったかと思います。
早速配送。お客様事務所に届いた際に動作確認をしていただきました。そのまま使えることが確認できたので、大変喜んでいただけたようです。
データを移動させるだけではシステムは稼働しません。ミラーリングコピーと言って、ハードディスクのデータだけでなくデータの置き方さえもそっくりそのまま真似をして書き込むことを行います。本来ですと同じ容量のハードディスクで使う手法ですが、その後のパーティションの調整ができるようになってから、大きな容量に入れ替えることも対応できます。
その逆もある程度は可能です。小さな容量に入るくらいにデータを少なくしていけば、強制的にミラーリングで書き込むこともできます。容量の大きいところから小さいお部屋へひっこしできないのはご理解くださいね。
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