最初にホームページのお問合わせからご連絡をいただきました。なかなかご説明が難しいようでしたので、こちらからお電話での連絡となりました。どうもMacのようなのですが、どのタイプなのかがわかりません。お伺いすることになりました。
診断するパソコンは、白いボディーのMacBook。MacBookとMacBookProに別れるときのものです。症状としてはスイッチを入れても起動しない。一番難しいタイプの診断です。起動しないと中身がわからないですから。その場でできることは
- HDDが悪いのかどうか
- メモリーが悪いのかどうか
という点だけでした。これくらいの部品はものの数分で取り出せますが、そのどちらも原因ではないようです。手持ちのMacBookでお客様のハードディスクから起動してみます。コレは異常ないようですね。しっかりと起動ができました。データも無事にあるようです。お預かりすることになりました。
ハードディスクが破損してしまってはいけませんので、これから先は修理事務所にあるテスト用のハードディスクを搭載して作業を行います。メモリーを他のものに交換。それでも起動せず。バッテリーを外して電源アダプターを他のものに変えて。それでもだめ。ということは、ロジックボード(マザーボード)になります。
お客様にお伝えしたところ、それだったら買い換えるということになりました。それはそうだと思います。費用対効果で考えるのでしたら、修理するほうがパフォーマンスが悪すぎます。
問題はハードディスクの中身です。お預かりしていたMacBookは廃棄のご要望なんですが、データは必要とのこと。それでしたらハードディスクだけお返しすればいいのですが、その次のアクションがわからないということなんです。Macをご購入でしたらサポートがし易いということを連絡。ご納得いただけたようです。
後日、MacBookProを購入したので続きのサポートの要請連絡をいただきました。OSのバージョンは違いますが、これならデータやアプリの転送にできます。
USB接続アダプターを取り出したハードディスクにつなげてMacBookProに接続します。接続したドライブがデスクトップに表示されますので、置いていた場所からご要望の場所へドラッグアンドドロップで持ってきます。以上。
もちろん持ってこれないアプリケーションも多くなりました。しかしMacはまだ一部には移動するだけで稼働するソフトもあります。
けっきょくデータ移動を行い、パソコンの修理は行いませんでした。ロジックボードが故障してしまうとサポートもなかなか難しくなります。
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個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
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