デジカメのデータをパソコンにコピーして写真を編集したい(兵庫県西宮市)

この機種をわざわざ選んでいる方は、大変目が肥えてると思います。
この機種をわざわざ選んでいる方は、大変目が肥えてると思います。

デジカメをお使いのお客様で、パソコンにデータを移していたものの、そのままでは面白くないので編集してwebにアップしたりアルバムを作りたいというお客様からのご連絡でした。

弊社でも写真撮影は別働隊が行っていますしもちろん編集も行いますので、情報知識としては得意な方です。(#^^#)

 

 

 

 

 

おうかがいいたしました。

カメラが。

あ゛ーー!カメラがーー!!

大変よろしい機種をお使いで、たっぷりと触らせていただきましたので、私としては大変満足でございます。m(_ _)m

 

 

 

 

 

ということはどうでもよくて・・・。

パソコンに転送していても「コレクターじゃないんだから、こればっかりじゃなー・・・。」というお言葉。

写真を通じて何かやりたいけれど、何をどうしていいのかわからないという印象です。

 

 

 

ここでちょっと雑談になります。

何をするために撮影をしているのか?という質問をしてみました。

 

 

 

「若い頃は、素人向け(かなりご謙遜されてますから)とは言えコンテストなんかには出してたなー。その時は自分で現像してたりこだわりのある写真やさんで現像からプリントまでしてもらったり・・・。」と、やはり目的がはっきりとあったようです。

フィルム時代の写真撮影の維持費や手間は、今に比べてとんでもなくかかっていました。

カメラやレンズ自身も高いですが、フィルムや現像費、そして写真にする作業も実質的に大きな出費になります。

ですので、趣味で写真をしているとなると「金持ちの道楽」と言われるほどでした。

 

 

 

ところが今では小さなコンパクトデジカメだと数万円程度、大きな一眼レフでも数十万というのがだいたい相場。

それは実は昔とは大きく変わっていません。

そのあとの手間と費用が全く違うんです。

 

 

 

フィルムだと、一度撮影すると写真になるまでに数日間かかります。

そこから写真をセレクトして「これ!」と思うものを大きく引き伸ばしプリントしてもらう・・・という工程でした。

デジカメでは、撮影してパソコンに転送してメモリーを消去。

ものの数分です。

これで次の撮影に挑めます。

セレクトはパソコンの画面上。

ずらずらーっと並べたり拡大縮小が自由自在。

便利ですねー。

 

 

 

こうなるとプロ並みの腕前のある方々にとっては、便利ではあっても退屈でもあるような気がするのではないでしょうか。

撮影の腕と機材はすでにありますから、次は「何をしようか」となるわけです。

羨ましくももったいない現象が起きているのはここなんですね。

 

 

 

「ホームページなどに写真をアップして、お仲間さんと交流してはいかがですか?」というのが、まずはパソコンに直接関われる動機になることが多いですが、やはりちょっと年齢が重なってくると、「パソコンが苦手で・・・。」となります。

カメラでの撮影で完結するほどカメラの腕は素晴らしいですから、あとはパソコンの得意分野に持ち込めるともっといいのですが・・・。

 

 

 

今回のお客様には結局のところ、こんなことをレッスンをして、機能の紹介をした程度に終わりました。

  • パソコンで写真を編集する
    • 写真データを取り込んで、明るさや色合いを微調整、または好きに大きく変えてみる
    • サイズをある程度小さくしてみて、ご自身のアルバムを作ってみる
  • webにアップすることで、コメントや記事を書き込んで他の方に紹介する

大体こういうことになります。

お若い方が普段やっていることですので当たり前といえば当たり前なんですが、写真とインターネットが繋げられるとは全く想像できないかたもいらっしゃるんです。

しかもデジカメを購入された際に添付しているCDの中に、パソコンのアプリケーションが入っているというのが結構ショックだったご様子。

 

 

 

「もうそういうことが前提でカメラが作られてるんだなー」と感心しきり。

機械ものにとても強いご興味をお持ちの方でしたので、こういう紹介だけでも前に進むきっかけになったようでした。

 

 

 

その次の日。

お電話を3回ほどいただき、「デジカメの設定は◯◯のときはどうしたらいいのか?」とか、「パソコンに取り込んだときの色合いを調整したい」という、もっと細かな質問を口早にされました。

すごくご興味を抱いて次に進んでいるその姿勢に、頭が下がる思いでしたし、質問を受けると私としてもとても嬉しく感じました。

 

 

 

 

 

改めてレッスンを受けていただくことになり、そのときにはカメラ談義にはまらないようにお互いに気をつけようと、固く固く心に決めるのでした。(笑)

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