NASとしての機能は大丈夫らしいのですが、管理画面で何やらエラー表示が出てきたというのです。
どうもミラーリングしているハードディスクの交換を催促してきているのでは?というお問い合わせでした。
お日にちを決めてお伺いすることになりました。
こちらのNASの導入はおおよそ4年ほど前とのことで、ハードディスクの寿命で考えるとそろそろ交換時期という認識もお持ちのようです。
ネットワーク上の他のパソコンからNASの管理画面に入りエラー表示を見ると、「SMARTエラー」が出ていました。
これは、ハードディスクの損傷の直前に出てくるもので、不具合が起きかけていることを教えてくれます。
即刻ハードディスクの交換が必要ですが、筐体そのものが小型なタイプですので、この際思い切って交換したいということでした。
それでしたら弊社のNASはいかがでしょうか?ということになり、比較・お見積りとなりました。
弊社提供のNASはカスタマイズタイプのサーバーで、電源類やネットワークなどが安定しています。
他のメーカーさんのものは悪いという印象はありませんが、耐久性が違うのは確かです。
しかも、他社製のものは容量をアップすると単価が高くなるのに対し、弊社のものは比較的お安くなっていくので、入れ替えをお考えの際にはおすすめしやすいというメリットがあります。
案件として一旦お預かりとなりました。
ファイルの分け方とバックアップの含め細かなご要望をお打ち合わせしたのち、容量を決定した構成をお見積りとして提出。
ハードウェア構成が決定しました。
お支払いをいただきすぐさま発注。
1週間程度で納品となりました。
そして納品当日。
共有の分け方をお打ち合わせしておりましたので、そのようにユーザー登録を行います。
複数のスタッフ間でのやり取りで行うアカウントと、会社情報を保存するアカウントを分けなければなりません。
それらのユーザーアカウント間では見せるファイルと見えてなならないファイルが存在します。
それらが普段使う上で意識なく使えるようにする必要があります。
その設定を含めて納品作業となります。
設定が完了しました。
若干の調整は後々行うことにして、これで一旦納品完了となります。
ミニタワーとはいえサーバー筐体でNASを構築しております。
小型のNAS専用機の弱点は、電源類と熱に対する弱さにあります。
ワット数が大きい小さいではなく、電源は安定性が求められます。
小型NAS専用機は、数年経過すると電源類が不安定になるようで、そのせいでせっかくミラーリングしていたNASシステムも、ハードディスクが2つともだめになったという経緯は経験してきました。
それをなくすためにまずできることは、デスクトップ型パソコンの電源ユニットくらいは使うという、大変単純なことでした。
でもその形で提供しているメーカーさんが見当たらず、自作PCでNASを構築していたことから始まります。
部品やさんと協力体制を組むことで、できるだけコストを下げた小規模ネットワーク対応のNASを、これからも提供してまいります。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
パソコンとうまく付き合うことでお仕事や趣味の幅を広げていきたいと思っております。