ノートパソコンの液晶モニターが割れてしまって黒い液晶がにじみ出てきたというご連絡をいただきました。筋が入っていたものをそのまま使っていたとのこと。ノートパソコンのパネルを開けてスイッチを入れたときにパキッと音がしたそうです。無理に力がかかったかもしれません。
どちらにしてもお時間がかかりますのでお預かりとなります。その前提でおうかがいいたしました。蓋を開けたときにパキッと音がして・・・という部分には、若干疑問を感じておりました。しかし訪問してみてわかりました。ヒンジのネジが固くなっていました。なので、モニターの蓋を開ける際にはゆっくりでないと無理な力が液晶そのものにかかってしまうことになっていたのだと想像できます。ということは、液晶パネルの交換は必要ですが、それだけでなくヒンジのネジの強さも調整しなくては繰り返しになってしまいます。その内容を説明してお預かりとなりました。筋が入っていたというのは、以前にペン先を当ててしまったとうことらしいです。ですので、今回はこれはきっかけの一つにすぎないと判断しました。
型番を調べて液晶モニターの部品調達を行います。仕入先に問い合わせをしてすぐに送ってもらうことに。それと同時にお見積ができます。お客様には修理の方向とざっくりとしたお見積を伝えておりましたので、その範囲内で済みそうなお見積ということを正式にお伝えいたしました。
後日、部品到着しまして型番を確認。間違いないので早速組み立て。ヒンジのネジの強さも若干調整しました。起動画面が正しく表示されたので、チェックOK。納品の日時の調整で本日となりました。
早く送ってもらえる仕入先を確保しておりましたし在庫もあったので納品まで2日で完了。いつもこれだけ早くできるといいんですが、機種によってはなかなかできないケースもあります。頑張って調整いたします。
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