パソコンのスイッチを入れて画面が黒い状態で、何か英語の文字が出てるだけという、あまり見たくない画面のまま全く動かないとお困りの方からお電話をいただきました。
起動部分の損傷などが考えられますが、なんという文字が出ているのかというのもお教えいただけませんでした。
System not foundのような気もしますが、おそらく動転していらっしゃるのかと想像します。
早速お伺いすることになりました。
画面が止まったままの状態で置いていただいておりました。
やはりSystem not foundでした。
BIOSで確認します。
すると内部ハードウェアのhddを認識しない状態のようです。
S-ATAのところにハードディスクが見当たりません。
試しにUSBでUbbuntuを起動。やはりマウントしません。
ハードディスクを取り外してUSB変換ケーブルで手持ちのパソコンに接続します。
何かが接続した際のサウンドが出ました。
しかしドライブとしての認識なし。
デバイスマネージャーのところで?が出ていました。
これはハードディスクの破損ですね。
おそらく通信部分が破損しているのかと思われます。
交換になりますし中のデータが読み取れません。
そのことをお客様にお伝えすると、「データが消えるのは困るが仕方がない」と、渋々ご了解をいただきました。
本当は了承したくないに決まっています。
でも先に進まないのでその点をご理解いただくしかありませんでした。
そうとなればお預かり案件です。
事務所に戻る際に仕入先にハードディスクの在庫と受取の手はずの連絡を入れ、次のお客様のあとに立ち寄り。
すぐに交換用のハードディスクをゲットしました。
事務所での作業に取り掛かる際にもハードディスクを交換の後BIOSで確認、認識が取れていることを真っ先に再確認しました。
ここでリカバリーディスクの書き出しを行っていないことによるメーカー製のソフトウェアが入らない件の打ち合わせです。
お預かりする際にお伝えしておりますが、今回はWindows7のクリーンインストールのみの対応となります。
リカバリーディスクの書き出しをお客様が行ってないということとシステムのバックアップなどの手段を取られていないということもあって、工場の出荷状態に戻すにはパソコンメーカーへのリカバリーディスクの注文が必要です。
お値段と時間がかかることとメーカー製のソフトは使ってないということで「一切必要ありません」というご了承は頂いております。
旧ハードディスクがなんとか稼働すれば書き出しをすることも含めてサポートができることもありますが、今回は全く通信できないため、やはりクリーンインストールになります。
ちなみにWindows7のクリーンインストールは、Microsoftのプロダクトキーさえあれば使ってもいいことになっております。
Window10へのアップグレードもできます^^。
今回はしませんけど。
デバイスドライバー類のインストールには若干情報が必要です。
時間をかけながら確実に作業を勧めていきます。
Officeのインストールとアクティベーション。
とりあえずできる作業はここまでですね。
お客様に連絡して翌々日に納品となりました。
納品当日。
メールアカウントの設定用紙をご準備いただき、メールの設定とプリンターの設定、あとは動作確認となりました。
スイッチを入れるとまっさきに「軽い。早い」を連発。
「故障する前はこんなに早くなかった」というコメントをいただきました。
不要なアプリケーションがありませんので、その分不要な稼働はしてませんから。
パソコンも楽に動いてくれますので、実際に速くなります。
できるだけ早く対応することを心がけております。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
パソコンとうまく付き合うことでお仕事や趣味の幅を広げていきたいと思っております。