iMacが起動しなくなってたいへんお困りのお客様からご依頼を受けました。
お電話口でも「ジャーン」という起動音はしてるのが確認できましたが、そこからいつものログイン画面が出てこないらしく、マウスも表示されなくなるというのです。
パスワードをかける設定にしていると必ずログイン画面が出てきますしそれを通過させないとデスクトップは出てきません。
どうも途中でフリーズしているような印象でした。お伺いすることになりました。
早速診断です。
スイッチを入れて起動音がしますが、システムの途中でフリーズしますね。
ハードディスクか?と当たりをつけて再度起動。
Dキーを押し続けてDiagnosticsを走らせます。
さすがにお客様もこんな画面は見たことがないらしく、「こんな裏画面が出てくるとは知りませんでした」とびっくりなさっておられるご様子。
普段は見ない画面ですから仕方がありません。
5分位かかりましたでしょうか、「これは長すぎるな」と思いつつ悪いメッセージが出てきました。
やはりハードディスクが悪いようです。要交換となります。
故障具合とざっくりとしたお見積をお伝えすると、「高いけど仕方がない」ということでした。
それはそうです。
データの移動も含めて考えるとiMacでのハードディスク交換は、簡単な作業部類には入りません。
お客様ではなかなかできないことなんですね。
その分解して取り出したハードディスクは、「外部にデータを出したくないのでこのまま置いてください」ということでしたので、お客様宅に置いておくことに。
そしてハードディスク交換後のリカバリーをした状態で持ってきてほしいということでした。
一旦お預かりしハードディスクを交換。
リカバリーディスクからリカバリーを行い、初期の状態で納品。
ハードディスクは容量が増えていますので、この点は大変喜んでいただけているようです。
そしてAppleIDを登録後アップデートをいっぱいして最新の状態にあげます。
だいたいこれだけで2時間程度でしょうか。
その後にハードディスクをUSB接続してデータ転送をしていきます。
この点は昔のMacと違って、プログラムもインストールし直しが必要なものばかりになりました。
特にOfficeやAdobeのシリーズは、インストールした後にアクティベーションをする必要があり、そうでないと全く稼働しないためです。
不正使用防止のためですのでこればかりは致し方ありません。
パソコン一台につきソフト一つですからね。
入れ直しするソフトウェアはすでにテーブルの上にご準備いただいております。
それらをどんどん入れていきます。
と同時に、メール設定を行って、再度アクティベーションがかけられるように。
Core i5のマシンで良かったです。
かなりサクサクと動きます。
とにかく不具合の起きたハードディスクは、なるべく早いうちにこのパソコンから切り離していかなければなりません。
引き続き使おうというのは大変危険です。火が出るわけではありませんが、データがいつ使えなくなるかもしれない状態だからです。
どうも引き続き使いたいというご要望があるらしく「使いたい」というお言葉を口にしてらっしゃいました。
外付けができるようなケースもありますので紹介はしましたが、はっきりとおすすめはしないことをお伝えしております。
あとはお客様のご判断です。
たしかに外付けのハードディスクがあると便利ですから、別のハードディスクを手配することはおすすめいたしました。
Macの故障、特にimacともなるとなかなか分解するのが大変なんです。
まだ21インチタイプでよかったー。あ、いや、これは私の感想ですけどね。
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