できるだけ小規模のもので構築してほしいということでした。お客様のご要望として
- ActiveDirectoryは不要
- NASを導入すること
- WindowsでもMacでも利用できること
- NASのデータの自動バックアップができること
- なるべくメンテナンスが少ないもの
- できるだけ安価に
8月の頭くらいにやっとお見積が通りまして、マシンや部品を調達、そして導入・設定をお盆休みの機会に行うということで、やっと終了させてきました。
NASの容量としては2TB程度で考えるということから始まり、常に使う方のNASのハードディスクはミラーリング・・・などと細かな打ち合わせを行ってまいりました。2TBの容量を一杯一杯使うことはまずないとは思いますが、それでもそのバックアップを何世代おこなうのかによってバックアップ用NASの容量も変わってきます。ご予算もございますし費用対効果として効率的なポイントを探ることも大切です。
結局構築したシステムというのは
- 通常NASが1TB
- バックアップ用NASが8TB
- どちらもハードディスクはミラーリング
- 通常NASのバックアップを夜中に自動的にバックアップNASに転送
- 5世代分(平日稼働分という意味ですね)
- WindowsでもMacでも同時にアクセス・変更ができる
これでもバックアップ用NASに若干の余裕が出てくることになりますので、よく使う素材などのマスターデータを置くことにしました。こちらにはアクセスはできても変更がかけられないようにする権限に。そうすることで、間違って削除できなくなりますし変更もできません。そのままのコピーを端末のパソコンに持ってくることで、常に同じものが再現されるメリットが生まれます。いちいちDVDディスクを入れるのも面倒ですので、もともとハードディスクに入れていたらしいのですが、それでも使い勝手が悪いということで、このような仕様になりました。
無停電装置(UPS)まではご予算の都合上導入は行いません。ここは結構重要なんですが、お客様がそうおっしゃるのでしたら致し方ありません。次の機会ということになりました。
ネットワークで複数台のパソコン端末で共通項の作業をする際には、NASは重要なポジションを担うサービスになります。作業のロスを減らすためにも事務所様にはNASを導入することをおすすめいたします。セキュリティ的もかなり高くなります。店頭に販売している小型のNASと比べて反応速度が早い上に故障が少ないというメリットもございます。WindowsServerを導入しないといけないということでもありません。システム面ではもっと安価でしっかりしたものがありますので、弊社はそれを利用しております。どうぞご相談ください。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
パソコンとうまく付き合うことでお仕事や趣味の幅を広げていきたいと思っております。