事務所内でのデスクレイアウト変更などでLANケーブルを外してしまって、元の状態に戻らない等案件は時々いただきます。
しかし今回はそんなことは一切せずに、時々ネットワークがおかしくなるというご相談から始まりました。
この「時々」というのがとても大変なんですね。
常に何らかのおかしな出来事が起きてるのでしたら時間を使って追跡もし易いですが、いい瞬間も悪い瞬間もあるということですから、あとをたどるのが難しくなります。
とにかくお伺いして診断となりました。
これが本当に時間がかかりました。
何も起きない時間がただただ流れていくだけで、通常作業が出てきてしまいます。
「こういう作業をしたらこんな症状が出る」という絞込もできなくて、ただもう3時間ほど経過。
朝一番からのおうかがいでしたのでそろそろお昼に・・・と思った矢先に現象が出てきました
。ネットワーク全体がダウンするのです。
これがまた都合がよく、あと2分程度のときでしたので、ご担当のマネージャーの方が「はいー!お昼に行ってー!」とご英断。
こちらの調査の時間に割いていただきました。
そしてわかったことは、ルーターまでが疎通しないこと。
NTTのルーターを入れてますのでそこが親方になります。
数分経過後にまた戻ると、もちろんルーターも見えてきます。
ネットワークプリンターも復帰しますしインターネットもメールもできるようになります。
NTTのルーターの件はNTTに問い合わせをしなければなりません。
代行してその場で問い合わせを行いました。
接続ログとしては、お客様側から切断されている瞬間があり、そのあとすぐに復帰しているということでした。
そして隼ではない旧式のフレッツで今どんどん変更中とのこと。
機種の交換には応じることはしなくて、隼に入れ替えていることなら対応しますとのこと。
しかしビルの中の一室ですから単独では判断ができません。
全体で隼に入れ替えていただかないことには、店子(たなこ)さんであるお客様事務所のネットワーク環境は入れ替えられないんです。
そのことをマネージャーの方にお話すると、「それはそれで検討します」ということでした。
どちらにしてもこの件は本日では解決しませんから仕方がありません。
しかし事務所内のネットワークそのものが切れてしまうと、ネットワークプリンターやNASが使えなくなるということが発生してしまいます。
それでは提案として、一つルーターを入れていただいて、その傘下でもう一段ネットワークを組んでいくと。そうすると、外部のネットワークが切れてしまっても内部環境には影響しなくなりますから、とりあえずの作業ができる形になります。
その提案をすぐにご了承いただきまして、早速ルーター手配に走りました。
パソコンの台数は30台程度。
WindowsサーバーやActiveDirectoryを導入していない環境でしたら、かなり多い方だと思います。
IPアドレスは基本的にDHCPで振ってますので、やはりしっかりしたルーターが必要です。
結構お高めのルーターをゲットして導入のセッティングを行いました。
第3オクテットは現状に変更、NTTのルーターの下に新規ルーターを接続してDHCPで受け取ります。
今はインターネットもつながっているようで、すぐにネットワークが再現。
いくら同じネットワークが導入されたからと言っても親方であるルーターが変わりましたので、すべてのパソコンのネットワーク状況が変わります。
中にはNASが見えなくなったりインターネット接続ができなくなったりしましたが、1時間後にはすべてのパソコンでの復旧が確認できました。
今後隼の回線になると変更されたNTTのルーターからのIPアドレスが変わります。でも今のネットワークと第3オクテットがダブらなければそのまま使えるはずです。
変更されるであろう隼のルーターでプロバイダ接続設定を行えばいいですから、その下のルーターにはできるだけ負担がかからないようにしました。
少しでも機器を長く使っていただきたいという思いからです。
いまや事務所様でもネットワークは当たり前にあります。
いざ切れてしまうととんでもないくらいに業務ができなくなります。
その保守に当たる業者さんも増えていますが、すぐに現場に駆けつけることができるところもなかなか難しいように思います。
弊社のサービスは、そういう現場での対応を得意としております。お困りの際には何かご相談だけでもしてください。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
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