ネットワークがわからなくなってしまった。もとに戻してほしい(大阪府大阪市東住吉区)

事業所様はネットワークインフラが命だったりします。
事業所様はネットワークインフラが命だったりします。

事務所内で机の移動をしたいのでネットワーク回線のケーブルをすべて外してしまったと。

そののちにパソコンなどを再度置き直してケーブルをつなげるけれど、一体どう繋げられていたのかわからなくなってしまったというお客様からのお電話です。

明日の朝からは業務なので、今晩中に完了させたいということで、直接事務所へお伺いすることになりました。

 

 

 

 

 

パソコンを移動させるときにLANケーブルを外すのは必要ですが、その根本まですべて外してしまったら案外わからなくなります。

ましてやVPNらしき装置も含まれていて、どうもかなりややこしい接続になっている模様。

これは本部さんとやり取りをしたほうがよくないですか?

 

 

 

ところが、お休みの間にお店単位でやってしまったので、本部にはそういう報告が上がっていないというご事情があるらしく、かなり弱った状態になってしまってる状況のようです。

これはお助け申し上げないといけません。

 

 

 

まずはどういう環境にあったかということを口頭でお伝えいただきました。

業務上のアプリケーションは、全国の店舗さんの状況もひと目で分かる物があったらしく、それは「この画面のこのアイコンを・・・」というご説明。

どうも専用のソフトを導入して専用の設定がされているようです。

そして共有化ファイルのご説明と、ネットワークのIPアドレスが固定化されているという点。

VPN装置があって元回線があって・・・。

その元回線も光とADSLと携帯回線の3回線があって・・・。

これは手強いですよー。

なんせ説明書や仕様書なども一切ないということですから。

多分管理部門にはあるんだと想像しますが、今回はそこに通せないようですから。

 

 

 

携帯回線については、USBのドングルですので「ここだな」というのは確証が取れました。

光やADSLを繋げなくても予備回線として接続できるようになっているはず。

この状態でLANの方の接続を確認してくことにしました。

 

 

 

端末側(クライアント側)のパソコンを一台とネットワークプリンターをハブに接続。

ゲートウェイにPingを飛ばして疎通確認。

なるほど。

これでひとまずはわかりました。

クライアント側にはどのポートに挿しても大丈夫のようでした。

正しくどこに差すのかはのちのち管理部門さんにお問い合わせくださいね。

クライアント側のプリントアウトまでの接続はこれでできました。

 

 

 

あとは上流側の接続です。

上側の接続は二口の別ポートに差し込みます。多

分どっちに何を差すのかは決まってるはずですが、光回線が優先されることを考えると、上側に光かな~。

これもお問い合わせくださいね。

 

 

 

とりあえず外部インターネット接続の確認。

行けたようです。

で、メインシステム画面の呼び出し。

若干時間がかかるようですが、これも行けたようです。

試しに光回線とADSLの元の線を交換。

こちらのほうが速度が速い。

ということはこちらのほうが正解かもしれません。

 

 

 

 

 

こういうことは本当は絶対にやってはいけないことなんです。

全国展開している事務所様はネットワークが命です。

線一本間違っただけで業務ができなくなるんですね。

フランチャイズや完全子会社化したような携帯ですと、ネットワークの管理部分には他の会社さんが絡むケースもあります。

その際には連絡を入れない限り変更の許可が出ないですし、だいたいにおいて別のスタッフさんが予定を組んで必ず来ます。

ところが会社内で管理部門を抱えているところですと、こういう部門はお金が発生しないところですから、どうしてもサポートが優先されないこともあります。

そういう現場をかなり見てきた私にとっては、「ネットワーク環境がないと業務に支障がでてくるのに」という思いはありますが、なにせお客様の会社内でのご事情ですので、口を挟む訳にはいきません。

だまってお手伝いするだけになるんです。

 

 

 

3時間程度かかってやっともとの業務ができるところまで回復しました。

お客様もかなりまいったご様子で、これでなんとかなりそうという安堵の気持ちがお顔に現れていました。

 

 

 

私の事務所にはここまでの機器やサービスは活用しておりませんが、請負などで大きな事務所様などに行かせていただいた際にはかなり勉強になることが多くあります。

全く同じ機器ではありませんが、機能としては同じような状況が想像できました。

なので勘所ではありますがもとに戻せたわけです。

ネットワークなどの基幹システムには、何人たりとも触ってはいけない、これが業務で利用する上でのパソコンなどを含めたIT関連機器に対するお約束です。

気をつけましょうね。

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