パソコンが起動しなくなって大切なデータが出せないとお困りの方からご連絡をいただきました。
それは大変なことになっています。
お察しします。
早速お伺いすることになりました。
ご自宅のパソコンで、大切なお写真や音楽などを取り出したいとのことでした。
早速診断してみます。
パソコンは全く反応がありません。
モニターが別になっているものですので、パソコン本体に問題があることがわかります。
電源ランプが全く入らないので、USBで他のシステムを起動するということができません。
分解してハードディスクを取り出します。
個人のお客様はハードディスクを見たことがない方も多く、今回のかたも興味津々。
そういうことでしたら説明を差し上げながら分解していきます。
ホコリなどもたまっている様子もなく、すんなり分解できました。
「ハードディスクってこれです」と取り出すと、「これが壊れてるんですか?」という質問。
USB接続でパソコンにつなげてみて中身が見えましたので、「パソコン本体の問題ですね」という回答に、とてもご納得いただきました。
で、データを別の外付けハードディスクに転送。
お客様のもので、普段からこちらもご利用とのことです。
こういうときは大変便利です。
問題なくデータの吸い出しができました。
問題はこのパソコンを修理するのか別の手配を行うかの判断です。
パソコンとしてはまだまだ3年が経過したくらいのものですが、電源が入らないというのは電源ユニットやCPU、はたまたマザーボードの可能性があります。
現場では詳細診断ができないので、一度お預かりすることになりました。
事務所にて作業。
まずは電源ユニットを疑います。
テスト用の電源ユニットを準備してパソコンに接続。
電源が入りました。
よかったー。
一番お安いお見積が出せそうです。
お客様にご連絡。
その見積もりでOKという回答をいただきました。
早速電源ユニットの手配です。汎用タイプではサイズが合わないので、どうしても別手配となります。
2日程度で入ってくるとのことでした。
電源ユニットが到着。
入れ替え作業。
動作確認OK。
お客様にご連絡して翌日納品となりました。
納品当日。
設置して電源投入。
ハードディスクの方はそのまま使用しておりますので、環境は一切変わらず。
動作確認OKをいただきました。
今回は電源ユニットの手配・交換となりましたので、データの救出に関する料金はいただきませんでした。
この点でも大変喜んでいただけたようでした。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
パソコンとうまく付き合うことでお仕事や趣味の幅を広げていきたいと思っております。