こういう機会でもないと事務所のレイアウト変更などはなかなかできないと思います。そしてよくあることなんですが、レイアウトを変更した直後って結構ネットワークがつながらないということもあります。どう変更したのかがわからないままケーブルをむやみにつなげてしまって、のちのちの復旧までの時間がかかってしまうケースも経験しております。今回はそれを予防するための対策を先に取っていただいたお客様からのご連絡でした。
レイアウト変更の日程とそのレイアウト図を先にいただき、どこにLANケーブルを這わせているかなどの図面を確認することができました。手書きなどでも結構なんですが、こちらの事務所様は、CAD事務所ということもあってか、しっかりと図面で描き起こししてらっしゃいました!恐れ入りましたm(_ _)m。縮尺もしっかりとしてらっしゃいましたので、まー!わかりやすいこと。こんなにいい図面も久しぶりに目にして感動しました。ありがとうございました。
で、LANケーブルが床下から出てくるポイントが決まっていて、今までのレイアウトではそれに合わせるかのようにデスクを固めて置いてありました。今回は若干離れる形になり、一つの島の机の台数やパソコンの台数も変動があります。島が2つから3つになりますし、ネットワークプリンターの位置も全く反対側に変更。コレは結構きついですよ。
床下配線ができるフロワーではありませんし、ビルの床下の配線をそのまま使うことをご要望されていますので、足元にケーブル類がない理想形を求められています。無線で飛ばそうか?というご検討もされたそうですが、ビルの他の事務所様の電波が入り込むのを確認しているらしく、「こっちの電波も向こうに行くだろうから、やっぱりやめとこう」という結論。かなり内部で打ち合わせをしてらっしゃいます。
最低限のケーブル露出にとどめるように、床下から出てきたLANケーブルを、大型のカーブしたモールでカバーし、その上に車椅子でも通れるような渡しを置きました。実際には車椅子の方はいらっしゃいませんが、足を引っ掛けることも考慮しての措置です。50cm程度の長さになりましたので、事務所内としての規模で考えると、結構な長さです。ここは人も頻繁に通るのでコレくらいしたほうがいいかと思います。
あとはハブの追加とか変更をして、それぞれのパソコンにつなげ直すだけで行けました。ネットワークプリンターは今までとは反対側というのも、ながーいLANケーブルで接続していたのを廃止して、モデムのすぐ近所に置き直したという改善策でした。やはりLANケーブルはこれだけあるとかなりじゃまになりますからね。
しっかり時間を取ってきれいに仕上げてまいりました。明日から快適なお仕事になるといいですね。
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個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
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