
久しぶりに水がかかってしまった案件のご連絡をいただきました。ノートパソコンのキーボードの上に飲み物をこぼしてしまって画面が真っ暗、システムダウンしたそうです。その後に何度スイッチを入れても全く反応がなく、仕方なくお問い合わせを頂いたご様子。水がかかってしまったら絶対に電源を入れ直してはいけません!電源を抜いてバッテリーを外してそのままお待ち下さい。早速お伺いすることになりました。
まずはどれだけこぼしてしまったかという確認からです。大きめのコップに砂糖入りのコーヒーを全部・・・。あららー。しっかりと浸ってしまったんでしょうか。これで電源がダウンした後にまた電源スイッチを入れてしまったという状態だと、復旧は難しいと感じました。まずはお預かりして作業することにしました。
とにかく大変なのが水を切るということなんです。コップいっぱいの大量の水を受け取ってしまったノートパソコンですから、分解して行く間に水がどんどん見えてくるでしょうし、何度かひっくり返すうちに中の水を広げてしまうことにもなります。少し傾けて暫く置くという作業を何度か繰り返しながら、当日は水を減らす作業だけにしました。
翌日に分解開始。案の定飲み物の痕跡を確認。砂糖が入っているので、部品を剥がす音がバリバリとします。とりあえずはハードディスク。こいつさえ動けばデータが取り出せます。水分はないようですがカンで進むわけにも行きません。もう一日乾かすことにしました。ドライヤーを当ててみたり扇風機の前に置いてみたり・・・。分解してしまうと全体の乾きも早くはなりますし。
翌々日。ハードディスクの検査。外側や基盤の部分には水分は内容です。USBコネクターを接続。電源投入。稼働確認。無事にデータが取れました。良かったー・・・。これだけでも脱力物です。で、他の部品ですが水分の状態も悪いですが何分糖分のほうがもっと悪くなりました。コネクターケーブルのソケット部分の汚れがひどく、この部分の洗浄が必要です。蒸留水で洗浄しても基盤の中に浸透してしまいますので、これは修理不可と判断しました。パソコンとしての交換部品は、マザーボード、キーボード、DVDドライブ、そしてスイッチ部分のパネル。液晶モニターは濡れてないと考えられます。
金額的にはまるっきり一台分のお見積となりますので、メーカー修理出しか新規で買っていただくかの形になるかと思います。お客様にその内容をお伝えしてお見積を提示したところ、メーカーに問い合わせてみるということでした。データのバックアップの件で料金のお支払をいただくことになりました。
翌日にデータのみ納品、他のデスクトップパソコンにデータを転送。使えることを確認してその場を退席となりました。
後日、お客様から改めてご連絡をいただきました。メーカーに問い合わせをしていただいたらしく、弊社からのお見積とメーカーさんの修理見積もりを比較したそうです。修理代金としてはメーカーのほうが高かったということと、新規で買いなおしする話は全く同じことを言っていたとのことでした。ここまでくるとメーカーさんも「お修理はおすすめしません」ということは共通していたということで、大変ご納得いただいたご様子。こぼしたことは仕方がなかったとしても、そのあとの大変さがわかったと、大変方を落としたお声でご報告をいただきました。
わざわざご連絡をいただきましてありがとうございます。あまりお役に立てなかったようでこちらこそ申し訳ありませんでした。今後水類はパソコンには近づけないようにしてください。せめてペットボトルなどの蓋付きのものにしていただくといいかもしれません。
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