ハードディスクから出る本来の音はカリカリっという擬音で例えられます。この音が明らかに代わってくると「異音」という表現になります。例えば「カッチンカッチン」や「ギギギっ」という感じです。お電話口でのお客様は「カッチンカッチン」とおっしゃっておられました。これはハードディスクの磁気アームが本来のデータのある位置に固定されなくて、バネで戻されるときの音です。データが取れないかもしれませんねー。
早速おうかがいいたしました。やはりデータ救出はご希望のご様子です。まずは診断。ハードディスクの損傷が出てこないのですが、軽く診断する限りではヘッドまでは診断できないこともあります。マザーからハードディスクの通信そのものはしていることは確認できました。
いよいよデータ転送です。ドキュメントやデスクトップなどの個人プロファイルの救出です。全体をそのまま外付けハードディスクにコピー・・・できません。エラーが出てきますしその直前は「カッチンカッチン」の音が再現されています。それならフォルダー単位でやってみると、時間と手間はかかりましたが、一部を除いて殆どがコピーできました。重要なファイルは転送できたとご確認いただきましたので、今回はこれで良しとします。
そしてお修理の件です。ハードディスクは交換になります。そしてお急ぎでのお修理をご要望でしたので、早速お預かりいたしました。その際にはざっくりとお見積はお伝えしてご了承は頂いております。
ご要望のハードディスクはこの際なのでちょっとだけ容量の大きなものをご要望でした。その分お費用は若干上がりますが、これもお見積OKとなりました。その容量のハードディスクを手配、パソコン分解の上OS再インストール、アップデートまで翌日に終了。セキュリティ対策をした上でデータを戻し、再度アップデート。
納品時にネットワークプリンターとNASへの接続設定を行いました。できるだけ急いで作業を行いまして、中2日(三日目)で納品にこぎつけました。午前中にお声をおかけいただくと、若干なりとも納品までの期日が短くなります。部品の手配がし易いんですね。その点を大変喜んでいただけました。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
パソコンとうまく付き合うことでお仕事や趣味の幅を広げていきたいと思っております。