お電話でご相談いただきました。
パソコンの電源が入らないので、データサルベージをご要望とのこと。
電源が全く入らず、ランプも点灯していないというのです。
急ぎの作業データが有るのですぐに取り出してほしいというご要望でした。
まずお断りしないといけないのは、本当にデータサルベージを始めると、最短でも2週間はお手元に返ってこないこと。
ということは、お客様のお急ぎというお日にちでは対応ができない事になります。
そもそも本当にデータサルベージまで必要なのかどうかも診断してみないといけません。
とりあえずお伺いすることになりました。
弊社でも「データ救出パック ライト」とうサービスを用意しております。
これはデータサルベージではありません。
現場あるいは弊社事務所でできるものです。
なのでこれでだめならデータサルベージという順番になるかと思います。
その説明を行ってみると、「それがいいです」という事になりました。
早速パソコンを分解、ハードディスクを取り出して手持ちのノートパソコンに接続。
フォーマットエラーとなりました。
ここでUbuntu起動で再度接続。
マウントはできたように見えましたが、通信エラーという表示。
こうなるとデータをどうしても取り出すのでしたらサルベージしかありません。
お見積を提示、だいたいのお日にちを提示してお客様に相談。
すると「顧客データが入っているので、ぜひともサルベージを」というご返事をいただきました。
そういうことでしたら急いで承ります。
お客様のハードディスクをお預かりして、弊社のサルベージ部門に連絡。
日数的にお盆休みに入ってしまうことも考えられるのでその点をチェック。
できるだけ急いでやってみます!という回答をもらい、まずは一安心。
早速お預かりの当日に配送手配を行いました。
結局お預かりしてから四日後の午前中に回復データとともにハードディスクが戻ってきまして、午後から納品となりました。
その際に外付けのハードディスクに保存する方になりまして、そのままお客様に追加でお買い上げいただくことになりました。
もちろん事前打ち合わせの上です。
現場でデータを確認すると、ディレクトリー構成がそのまま再現されていましたので、状態のいい回復でした。
そのままデータが扱えるので、すぐにわかったようです。
故障したパソコンですが、ソーテックというメーカー。
WindowsXPの時代のものですのでお修理はご希望されていません。
そのまま廃棄処分ということになりました。
旧ハードディスクはお客様にお渡ししました。
コレは完全分解を行っておりますので、他のパソコンで使わないようにお願い致します。
そしてむやみに燃えないゴミで出さないようにおねがいいたします。
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パソコンの修理をしております。
個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
パソコンとうまく付き合うことでお仕事や趣味の幅を広げていきたいと思っております。