外付けのUSBハードディスクを落下させてしまって、それ以降パソコンに接続しても反応がなくなってしまってデータが読み取れないとお困りのお客様からご連絡を頂きました。
それは大変お困りかと思います。
どうも持ち運び用のものらしく、おそらく2.5インチタイプのものじゃないでしょうか、コンセントには挿さないとおっしゃっておられました。
急ぎでデータの取り出しをしてほしいという事で早速お伺いいたしました。
お客様のパソコンに接続しても反応がないことが分かりました。
なので私の手持ちのノートパソコンに接続してみます。
やはり反応がありません。
でもUSBの口に挿した瞬間だけランプがちらっとつきます。
そのままつきっぱなしだったらいいのに・・・という期待感があります。
電源部分の破損かなー??
とにかく分解します。
2.5インチタイプのものは外側のケースと糊付けされていて、基本的には分解ではありません。
ケースは「破壊」となります(笑)。
もちろんお客様には説明申し上げてご了承を得ております。
なかなかの力仕事なんですよー。
中のハードディスクを取り出して別のUSB接続アダプターにつなぎます。
お客様のパソコンに接続するとしっかり反応が出ました。
今までのデータが表示されているようです。
今のうちにパソコンやUSBメモリーに転送。
思ったより容量が少なかったので、そうそう時間はかかりません。
外付けハードディスクの外側だけの破損でよかったです。
中身のハードディスクとデータは大丈夫でした。
という事はこのまま使えそうという事になります。
それならケースだけ手配すればいいことになります。
「そんなケースだけって、都合のいい話があるんですか?」とびっくりされておられるご様子。
実際にそういうケースはあります。
USB3.0対応のものですとちょっとだけお値段も上がりますが、以前よりかなりお安くなりましたし、なにより外付けのハードディスクを改めて買い直すことを考えるとよほど節約になります。
複数のハードディスクが必要なら話は別ですが。
「それなら手配して下さい」とご快諾を頂きました。
翌日に手配したケースをお届けし、その場でハードディスクを格納、パソコンにつないで動作確認。
以前のデータが引き続きそのまま使えるようになりました。
喜んでいただけたようで幸いです。
私にとってちょっとした作業なんですが、理屈のわからないお客様にとってはとても不安だったかと思います。
しかもハードディスクを落としてしまった案件ですので、データそのものが残っていたというのが、最大の幸いでした。
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個人様や事務所様にとってパソコンは無くてはならない時代になりました。そんな経緯を見てきた古めの人間です。
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